横浜アメドリでやっていたので参加。
レシピは昨日と同じニクソスリターン。
25人いるのにスイスじゃなくてトーナメントってどういうこと・・・
*
■R1 黒単t緑 ××
G1 後攻。妄信者2フロストバーン2チャンドラ土地2(赤黒&山)をキープ。囲いでチャンドラを落とされた後土地しか引けずに夜帳を除去できず長引きまくって負け。キープがぬるかったかもしれんが、6枚引いてこれ以上の手札は望めないよなあ。
G2 スペルの三倍くらい土地引いて負け。・・・と言いたいところですが
・盤面はこちらのチャンフェニ&魔鍵&土地五枚、相手夜帳&土地4枚
・手札は土地(セット済みなのでこのターンは置けない)リターン×2
・↑からリターンX=4で手札を1枚まで減らす(捨てた中に冒涜がいるのを確認)
・返しのターンで相手の夜帳攻撃
という状況でチャンフェニでチャンプブロックしなかったのはさすがにミスですね。
結果として山がめくれて灰色商人が着地、勝ちの目がなくなりました。
冒涜捨てた以上相手の残した一枚は冒涜か灰色商人なので、相手が土地を引く可能性が少しでも下がるようにチャンプ→手札の灰色商人をリターンで落とす→チャンフェニ回収、でだいぶ戦えた気がします。ちなみにリターンでチャンフェニ回収できることはよく忘れる。
*
トーナメント故強制ドロップしたので、
ふじもんジャパンが三回戦乙するのを見届けつつかぐや姫の物語鑑賞。
いやー・・・・・・そこそこ面白かったんですが、
まあまあ面白かったんですが、
それなりに面白かったんですが、
すげえ不満が残る感じでした。
1800円の価値はおそらくあったんですが、二時間半の価値があるかというと微妙。
ものすごく偉そうな言い方をすれば退屈だったのですが、
その理由はひとえに絵の問題に尽きると思います。
あまりにも有名な竹取物語を、日本一のスタジオであるジブリが日本画で描く。
この時点でこの映画はストーリーのテーマや意外性ではなく、
そこに絵を与えることで初めて生まれる説得力をウリにしなくてはならなかったはず。
古典劇にストーリーを期待して観に行くヤツはいないというアレですね。
いや古典劇はストーリーもよくできてるんですけど。よく知りませんけど。
で、この映画はそれに失敗しているように見受けます。
というのも、画面を構成するパーツのひとつひとつは日本画調になっていますが、
それらが動くにあたって従う文法がまんまジブリアニメのそれなんです。
かぐや姫はナウシカやキキ、さつき&メイの如く活き活きと動きますし、
丁寧で見やすく人物や風景が映えるカット割は、しかし同時に見慣れた演出でもある。
竹取物語に現代性を与えるために追加されたと思われる「自分らしさvs社会規範」
という対立なんかも、いかにも従来のアニメの文法にそったテーマですしね。
しかも現代この画風でアニメーションを作ることは必然的に「あえて」という副詞がつく行為ですが、ジブリが得意とする活劇表現も今作のかなりストレートな脚本も、元来この「あえて」という言葉とおそらくかなり相性が悪い。
予告編にあったランボー怒りの現実逃避シーンなんかはかなりのルール破壊をしていたので良かったんですが、ちょっと前後のシーンとはぶつ切り感が出てしまっていますしね。
比較対象にされてしまうであろう風立ちぬは、絵こそ普通ですがユーミンの唄が流れるエンドロールなんか矛盾と狂気に満ちていましたし、日本画の表現を楽しみたいならモノノ怪やゲーム『大神』なんかのほうが優れている。
もっと現実と回想の区別がつかなくなるような、現実と虚構の区別がつかなくなるような、目眩がする映像を観たかったんです。
そんなことを考えていたらかぐや姫の顔が若干劇画調シュールギャグに見えてしまうこともありました。
いや、月の軍勢の奏でる音楽がものすごく享楽的(そしてどこか現代的)なところとか示唆に富んでいましたし、面白かったんですけどね・・・・・・期待しすぎたんだろうな・・・・・・
*
今期の成績。
スタンダード 30-12
ドラフト(身内) 6-6
超偉そうな文章を書いたので後悔している。
まずは夜帳のタフネス2にしてほしい。
レシピは昨日と同じニクソスリターン。
25人いるのにスイスじゃなくてトーナメントってどういうこと・・・
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■R1 黒単t緑 ××
G1 後攻。妄信者2フロストバーン2チャンドラ土地2(赤黒&山)をキープ。囲いでチャンドラを落とされた後土地しか引けずに夜帳を除去できず長引きまくって負け。キープがぬるかったかもしれんが、6枚引いてこれ以上の手札は望めないよなあ。
G2 スペルの三倍くらい土地引いて負け。・・・と言いたいところですが
・盤面はこちらのチャンフェニ&魔鍵&土地五枚、相手夜帳&土地4枚
・手札は土地(セット済みなのでこのターンは置けない)リターン×2
・↑からリターンX=4で手札を1枚まで減らす(捨てた中に冒涜がいるのを確認)
・返しのターンで相手の夜帳攻撃
という状況でチャンフェニでチャンプブロックしなかったのはさすがにミスですね。
結果として山がめくれて灰色商人が着地、勝ちの目がなくなりました。
冒涜捨てた以上相手の残した一枚は冒涜か灰色商人なので、相手が土地を引く可能性が少しでも下がるようにチャンプ→手札の灰色商人をリターンで落とす→チャンフェニ回収、でだいぶ戦えた気がします。ちなみにリターンでチャンフェニ回収できることはよく忘れる。
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トーナメント故強制ドロップしたので、
ふじもんジャパンが三回戦乙するのを見届けつつかぐや姫の物語鑑賞。
いやー・・・・・・そこそこ面白かったんですが、
まあまあ面白かったんですが、
それなりに面白かったんですが、
すげえ不満が残る感じでした。
1800円の価値はおそらくあったんですが、二時間半の価値があるかというと微妙。
ものすごく偉そうな言い方をすれば退屈だったのですが、
その理由はひとえに絵の問題に尽きると思います。
あまりにも有名な竹取物語を、日本一のスタジオであるジブリが日本画で描く。
この時点でこの映画はストーリーのテーマや意外性ではなく、
そこに絵を与えることで初めて生まれる説得力をウリにしなくてはならなかったはず。
古典劇にストーリーを期待して観に行くヤツはいないというアレですね。
いや古典劇はストーリーもよくできてるんですけど。よく知りませんけど。
で、この映画はそれに失敗しているように見受けます。
というのも、画面を構成するパーツのひとつひとつは日本画調になっていますが、
それらが動くにあたって従う文法がまんまジブリアニメのそれなんです。
かぐや姫はナウシカやキキ、さつき&メイの如く活き活きと動きますし、
丁寧で見やすく人物や風景が映えるカット割は、しかし同時に見慣れた演出でもある。
竹取物語に現代性を与えるために追加されたと思われる「自分らしさvs社会規範」
という対立なんかも、いかにも従来のアニメの文法にそったテーマですしね。
しかも現代この画風でアニメーションを作ることは必然的に「あえて」という副詞がつく行為ですが、ジブリが得意とする活劇表現も今作のかなりストレートな脚本も、元来この「あえて」という言葉とおそらくかなり相性が悪い。
予告編にあったランボー怒りの現実逃避シーンなんかはかなりのルール破壊をしていたので良かったんですが、ちょっと前後のシーンとはぶつ切り感が出てしまっていますしね。
比較対象にされてしまうであろう風立ちぬは、絵こそ普通ですがユーミンの唄が流れるエンドロールなんか矛盾と狂気に満ちていましたし、日本画の表現を楽しみたいならモノノ怪やゲーム『大神』なんかのほうが優れている。
もっと現実と回想の区別がつかなくなるような、現実と虚構の区別がつかなくなるような、目眩がする映像を観たかったんです。
そんなことを考えていたらかぐや姫の顔が若干劇画調シュールギャグに見えてしまうこともありました。
いや、月の軍勢の奏でる音楽がものすごく享楽的(そしてどこか現代的)なところとか示唆に富んでいましたし、面白かったんですけどね・・・・・・期待しすぎたんだろうな・・・・・・
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今期の成績。
スタンダード 30-12
ドラフト(身内) 6-6
超偉そうな文章を書いたので後悔している。
まずは夜帳のタフネス2にしてほしい。
コメント
比較対象とするなら、先年公開されましたPEACE KEEPER内の短編の一作、「火要鎮」とかではないかと。(あれは日本画の巻物の手法をある程度意識したつくりだったので)
大神はゲームシステムであの画風に必然性を与えていますし(この点でアニメと比較するのは卑怯ですけど)、モノノ怪も超常表現の受け皿としてあの絵柄と演出が機能している。
それと比較するとどうにもかぐや姫の物語(の、割と写実的な描写)からはわざわざあの画風である理由を感じられず、今までのジブリアニメのスキン替えに見えてしまうんです。少なくとも自分にとっては。
設計思想という点ではゲームなら朧村正のほうが適切な例だったかもしれません。
SHORT PEACE?は観ようと思ったら期間過ぎてた系なので隙を見て観てみます。