【マジック】GP湯河原日記 後篇【和牛】
2014年3月10日コメント (2)今日は綱島ベスタカジュアルイベントにボロスバーンで参戦。
■R1 ナヤ怪物 ○×○
■R2 ナヤビート ○××
■R3 エスパーLO ○○
で2-1でしたが、ジャンケンパワーでらせんプロモゲット。わーい。
*
今期の成績。
スタンダード 44-16
ドラフト(身内) 8-10
*
そんなことよりGP湯河原の続きです。
(前回のあらすじ:ラーメン食べたらジャパニーズ土下座)
非常に美味しい山菜の天ぷらなどに先制攻撃を受けた我々は、さらに白味噌が香り高い豆腐の汁物、口に入れた瞬間まさに踊り出しそうな海老を含む刺身などマナカーブ通りに展開される料理群に、なすすべもなく盤面をコントロールされていく。
それでもまだ美味さをマジックネタで例えようとする矮小な我々にとどめを刺すべく、奴は現れたのであった。
和牛である。
和牛フィレ肉を岩塩と山葵と梅肉で食べ比べという見るからにヤバい料理を目にして、貧乏性である自分はちょうど切れ端になっていた部分、およそ5mm四方ほどの大きさに少量の塩をつけておそるおそる口に運んだ。
・・・
・・・
広がった!
のである。
いや、正確には何が起こったのかわからないのだが、あの一瞬四次元めいて無限に広がった感覚を現在の我々の知覚に即して表現するのであればそういう言葉になる。冗談ではなく食戟のソーマの世界であるし、高次元の味を投射された味覚細胞は第6使徒戦闘形態のごとくめまぐるしく変形していたであろう。
そんな軽く灯が点りそうな衝撃を三種類の味付けで楽しめる和牛フィレ肉。
お気づきだろうか。
三種類の圧倒的アドバンテージ能力。
これはもはや湯河原のプレインズウォーカーと言うほかない。
カードタイプ欄を正確に記述するなら
プレインズウォーカー — 和牛
である。
こうなってくると感謝するべきは昨年夏のレジェンドルール改定で、GP湯河原参加者は四名であり、当然夕食もその参加者全員による多人数戦であるから、以前のルールではそれぞれのコントロール下で同時に食卓に出たプレインズウォーカー — 和牛は対消滅して一つも残らないことになってしまったはずであり、果ては和牛のコントロ−ル権を巡って湯河原の旅館に血が流れていただろう。慣例やフレーバーの面からの反発を覚悟しつつも、このような事態を見越してルール変更に踏み切ったWotC開発部はやはり慧眼であると言わざるを得まい。つまり和牛のフレーバーという面で現在のレジェンドルールは最適だと、そういうことである。
その後も白米と香の物や神話レアチーズケーキに投了を促されて夕食を終了し、その夕食の間に寝室に布団が用意されており、必然的に急いで運んだカード類を仲居さんに見られてなまあたたかい反応をされつつも美食の前ではすべてが無意味であり、夕食後はセブンイレブン次元から持ち込んだ菓子などとても食べる気になれず、全員が「こんないい思いをしてもいいほどに自分はなにかひどい目にあっただろうか」と自らの行いを悔い改める事案が発生し、消化試合的に軍勢テーロスドラフトを行い、かなり自信作のイゼットが貢納ハイドラになすすべもなく敗北し、翌朝は翌朝で朝食がとんでもなく、鯵の開きを食べて海の広さと魚の一生を感じ、名残惜しいながらもチェックアウトして横浜に帰り、夜は安居酒屋で紙のようなキャベツを食べながら
「昨夜食べた和牛は、今頃他の誰かのために料理されている頃だろうか・・・」
と異次元の嫉妬にため息をつくのであった。
*
そんなGP湯河原でしたが、結論は
「マジックでは、湯河原に勝つことはできない」
です。
マジックがあったからこそ実現した旅行ですが、
「マジックやめれば、年に何度かここに食べに来られるな・・・」
と本気で思ってしまった当たりかなりヤバいです。
みなさんもデッキをフルFoilにしたりエターナルのデッキをいたずらに増やしているお金があったら、一度くらい湯河原の料亭に泊まってみてはいかが。
前回の日記に書いたラーメン屋は色々載せてご飯頼んでも1500円ほどなのでガチでおすすめです。
■R1 ナヤ怪物 ○×○
■R2 ナヤビート ○××
■R3 エスパーLO ○○
で2-1でしたが、ジャンケンパワーでらせんプロモゲット。わーい。
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今期の成績。
スタンダード 44-16
ドラフト(身内) 8-10
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そんなことよりGP湯河原の続きです。
(前回のあらすじ:ラーメン食べたらジャパニーズ土下座)
非常に美味しい山菜の天ぷらなどに先制攻撃を受けた我々は、さらに白味噌が香り高い豆腐の汁物、口に入れた瞬間まさに踊り出しそうな海老を含む刺身などマナカーブ通りに展開される料理群に、なすすべもなく盤面をコントロールされていく。
それでもまだ美味さをマジックネタで例えようとする矮小な我々にとどめを刺すべく、奴は現れたのであった。
和牛である。
和牛フィレ肉を岩塩と山葵と梅肉で食べ比べという見るからにヤバい料理を目にして、貧乏性である自分はちょうど切れ端になっていた部分、およそ5mm四方ほどの大きさに少量の塩をつけておそるおそる口に運んだ。
・・・
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広がった!
のである。
いや、正確には何が起こったのかわからないのだが、あの一瞬四次元めいて無限に広がった感覚を現在の我々の知覚に即して表現するのであればそういう言葉になる。冗談ではなく食戟のソーマの世界であるし、高次元の味を投射された味覚細胞は第6使徒戦闘形態のごとくめまぐるしく変形していたであろう。
そんな軽く灯が点りそうな衝撃を三種類の味付けで楽しめる和牛フィレ肉。
お気づきだろうか。
三種類の圧倒的アドバンテージ能力。
これはもはや湯河原のプレインズウォーカーと言うほかない。
カードタイプ欄を正確に記述するなら
プレインズウォーカー — 和牛
である。
こうなってくると感謝するべきは昨年夏のレジェンドルール改定で、GP湯河原参加者は四名であり、当然夕食もその参加者全員による多人数戦であるから、以前のルールではそれぞれのコントロール下で同時に食卓に出たプレインズウォーカー — 和牛は対消滅して一つも残らないことになってしまったはずであり、果ては和牛のコントロ−ル権を巡って湯河原の旅館に血が流れていただろう。慣例やフレーバーの面からの反発を覚悟しつつも、このような事態を見越してルール変更に踏み切ったWotC開発部はやはり慧眼であると言わざるを得まい。つまり和牛のフレーバーという面で現在のレジェンドルールは最適だと、そういうことである。
その後も白米と香の物や神話レアチーズケーキに投了を促されて夕食を終了し、その夕食の間に寝室に布団が用意されており、必然的に急いで運んだカード類を仲居さんに見られてなまあたたかい反応をされつつも美食の前ではすべてが無意味であり、夕食後はセブンイレブン次元から持ち込んだ菓子などとても食べる気になれず、全員が「こんないい思いをしてもいいほどに自分はなにかひどい目にあっただろうか」と自らの行いを悔い改める事案が発生し、消化試合的に軍勢テーロスドラフトを行い、かなり自信作のイゼットが貢納ハイドラになすすべもなく敗北し、翌朝は翌朝で朝食がとんでもなく、鯵の開きを食べて海の広さと魚の一生を感じ、名残惜しいながらもチェックアウトして横浜に帰り、夜は安居酒屋で紙のようなキャベツを食べながら
「昨夜食べた和牛は、今頃他の誰かのために料理されている頃だろうか・・・」
と異次元の嫉妬にため息をつくのであった。
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そんなGP湯河原でしたが、結論は
「マジックでは、湯河原に勝つことはできない」
です。
マジックがあったからこそ実現した旅行ですが、
「マジックやめれば、年に何度かここに食べに来られるな・・・」
と本気で思ってしまった当たりかなりヤバいです。
みなさんもデッキをフルFoilにしたりエターナルのデッキをいたずらに増やしているお金があったら、一度くらい湯河原の料亭に泊まってみてはいかが。
前回の日記に書いたラーメン屋は色々載せてご飯頼んでも1500円ほどなのでガチでおすすめです。
コメント
ひ>そのオチはあかんでぇ…
このオチ、自分で文字見てても寒気が走ります。