絶対絶望少女クリアした

2014年10月17日

ダンガンロンパからプレイしてクリアしたのでメモ程度に感想書きます。
完全に自分用なので箇条書き。
プレイしてない人にはネタバレどころか意味不明だと思います。

◆ダンガンロンパ1
・とても面白かった。ので語ることがあまりない。
・設定も展開も珍しくはなかったと思いますが、テンポよく進むので苦にならない。
・若干沢城無双。
・「希望」という言葉を語るにあたって、かなり工夫してるっぽい。
・最後に出てくるアレはいきなり語られるとさすがに白けるが、そのダサさを良い方向に転がすための工夫。
・具体的には最初に学校名にあり、超高校級という言葉でキャラを紹介し、さらに主人公たちを「絶望」的な状況に追いやり、その主犯を「超高校級の絶望」と仰々しく記述したうえで、最後に・・・・という順番。
・ゲーム操作にストーリー性を与えるのはアドベンチャーゲームの妙ですね。
・どうでもいいけど立ち絵をイベント絵に流用したりしているのが涙ぐましい。

◆ダンガンロンパ2
・若干風呂敷に振り回されてる感ありましたが、面白かったです。
・あらゆる点で前作との差別化を行おうとしているのが好感が持てたし、実際効果があった。
・特に5章がとても面白かった。
・狛枝君の圧倒的存在感と、幸運という論理能力。
・最後の反論ショーダウンも、それまでは相手を追い詰める為に使われていた同ミニゲームに違った意味合いを与えているのがワザマエでした。
・ゲーム操作にストーリー性を与えるのはアドベンチャーゲームの妙ですね(2回目)。
・最終章は若干微妙・・・
・明らかになる仕組みや設定は悪くなかったと思うのですが台詞回しがアニメじゃない。
・最後に出てくるのがまるでこれまでになかった操作だったのも感情移入を阻害したんじゃないですかね。
・↑は直前に出ていた「決められた選択肢を選ぶ」という台詞への対抗として出てきたと思われますが、それで出てくる操作が画面上にヘルプ表示出てるんじゃなー。
・というかシャットダウンに際して触れられていたペナルティ、起きてないよね？
・そういえば若干トリック解明が雑？
・3章で某氏を殺すために使われた凶器が不明のまま、とかね。

◆絶対絶望少女
・面白かったです。これから不満ばっかり書きますが面白かったんです。
・でも、とても面白いというほどではなかった。
・後半に行くにつれてシナリオの粗が目立っている感じ。
・多分カタルシス部分での台詞の陳腐さは前作でもあったのだが、犯人当てという謎要素がない分予測可能度の高いストーリーがそれを悪い方に目立たせている。

・腐川さんという一度完成してしまったキャラを再利用するため、わざと未熟にした感も気になる。
・未熟というか後ろ向きに完成していたのを無理矢理前向きにした感じか
・パッケージには「苗木こまる」と「腐川冬子」のW主人公と書かれているが、実際に操作するのは「苗木こまる」と「ジェノサイダー翔(冬子の別人格)」。
・腐川冬子が操作対象にならないというのは感情移入の点で大きなデメリットになる。
・しかもジェノサイダー翔は非常に特殊な性格のためイベントシーンは冬子がメイン。
・なのでお前でしゃばってくるな効果をわずかながら生んでしまう。
・というかそもそもジェノサイダー翔自体がゲームでは無敵モード扱いのため、ほとんど使わずにクリアできる。
・不意打ちで囲まれる箇所でジェノサイダーを使うように設計しているっぽいが。
・W主人公である点をアドベンチャーゲームとして活かすには、両者に別の機能を持たせて使い分けるようにした方が良かったのでは？ベタだけど。

・あとボス戦の強制カメラロックはいくらなんでもひどい。
・デモの際に入るローディングもテンポを損なっている。(アクションアドベンチャーにしたことでロード時間が増えている)
・ダンガンロンパ1では流れるたびにテンションが上がったBGM「ニュー・ワールド・オーダー」ですが、今作では若干使いすぎている感。いい加減三作目なのに加え、曲自体が非常に単純な構成であることも大きい。
・その点ダンガンロンパ2ではかなり使用を抑えていた。

・まあ女子高生の後ろ姿を見ながら進行するシューターというだけで神ゲーですけどね。
・「開発」イベントは本当にひどかったな！

*

◆チェンクロ
普段から投げ銭の機会を伺っている自分としては絶対絶望少女コラボは絶好の機会過と思いましたが、若干シナリオに不満があったので渋ってました。
しかし敵モデルのクオリティがあまりに高いので投げ銭します。

ちなみにプレミアムチケットでファルリン出たよ！やったね！